美容外科で働く看護師に必要なスキル

美容外科への転職を希望する看護師が増えている。
その理由は、美容外科は報酬が高額で、残業が滅多にないからだ。土日に開業している美容外科は多いが、交代で週末に休みを取ることができる。
確実に美容外科に転職したいなら、いくつかのコツがある。ここでは、美容外科への転職を有利にする方法のうち、主にスキルについて言及していく。

まずは、必要なスキルは、コミュニケーションやカウンセリングのスキルだ。
美容外科では看護師が問診を担当するため、患者がリラックスして悩みを相談できるよう、話術を磨くことが大切だ。
なお、カウンセラーの資格を取得していれば、採用される確率が高くなる。
会話に自信がない場合は、通信講座などを利用して勉強してみるといいだろう。正しい敬語の使い方やお辞儀の仕方なども学べる。

美容外科の大半は、内科や外科などの医療機関での一定年数の臨床経験を採用の条件にしている。履歴書には、勤務歴を正確に記載して積極的にアピールするべきだろう。
採血などのスキルが高い看護師は、美容外科で採用されやすい。美容外科では手術を行うので、オペ室に勤務していた看護師ならば、転職に成功しやすくなる。
また、カウンセリングの経験がある精神科勤務の看護師も転職に有利だ。

なお、ドクターズコスメを取り扱う美容外科が増えており、美容やコスメの知識が豊富な看護師は非常に重宝される。常に新しい情報を入手して、患者に分かりやすく説明できるようにすることが大事だ。
実際にメイクの方法を教えることもあるので、ドクターズコスメに関して熟知しておく必要があるだろう。